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コンテンツ CONTENTS

検診項目

新規検診時や処置に入る前、定期検診時の検査項目

歯の状態

歯の欠損状態、被せ物や詰め物の確認、虫歯の有無

レントゲン診査

見ただけでは歯の中や、骨の中、根の中まではわかりません。
普段何も感じていなくても深刻な状態にあることもしばしばあります。それらを確認するためにはレントゲンが必ず必要となります。(必ず必要ではありません、不要と思われる場合は撮影しません)

粘膜の診査

検診は歯だけを診るのではありません。
歯肉、頬内側の粘膜、口蓋(口の天井)口腔底(舌の下)等、歯以外の軟組織に異常が無いかも診査します。 最近見かけることが多くなった疾患の一つに扁平苔癬(へんぺいたいせん)という疾患があります。急になにかをすることはありませんが必ず経過観察と専門機関(大学病院)での検査が必要です。
扁平苔癬が疑われた場合はすぐに専門機関での検査を勧めております。
また、似たような疾患で白板症(はくばんしょう)という疾患もあります。
これらはガンに移行する可能性があるので(全てではありません)必ず検査をしましょう。

舌の診査

舌表面に溝が多く入っていたり、黒く変色していないか(真菌の可能性)、ツルツルになりすぎていないか(平滑舌)、潰瘍や潰瘍ににたようなものが無いか(特に痛みの無いもの=悪性疾患の可能性)、舌全体の炎症などをチェックしています。
特に、鉄欠乏性貧血や悪性貧血などが舌症状として現れることが多いです。
また難病の「シェーグレン症候群」は涙の減少や、口腔の症状が特徴です。
疾患ではありませんが、舌癖(舌を歯に押し当てる、前に出す等、無意識に行っているクセ)も確認します。

唾液の量

唾液が少なく乾燥傾向にないかを確認します。
唾液量低下が強くなると口腔内がヒリヒリ感じられたり、場合によっては飲み込みにくいなどの症状がでる場合があります。また歯肉の炎症や、う蝕(虫歯)が多発する場合があります。

義歯(入れ歯)のチェック

毎日はずしているか、潰瘍や、粘膜の炎症がないか、かみ合せができているかを簡単に確認します。

検診期間

個々の患者さんにより検診の期間は異なります。